設備積算を行うことで費用を把握する
設備積算をすることで、建物を建築するために必要な経費を割り出すことができます。
最近は便利なソフトがありますが、人が計算することが多いと言えます。
設備積算は単に建材の値段を足していくだけのものではありません。
煩雑な作業であり、数えるものが非常にたくさんあります。
単なる計算ではなく、高い意志疎通能力が求められています。
設備積算をしないとどうなるでしょうか。
建物が完成せずに終わることさえあります。
海外ではマンションが建設の途中で中断した光景がみられています。
十分な資金が得られなかったことが原因の一つです。
たとえば人を呼んで料理をするときのことを想像してみてください。
献立を考えて、必要な材料を書き出します。
それぞれの材料の値段を予測して記入します。
それらを合計するなら、必要な経費が算出できるはずです。
建物を建てる場合にも同じことを行います。
金額が大きいので、どの程度必要かは見当もつかないかもしれません。
さらには建物の場合には材料費だけではすみません。
人件費や手続きといった、一見見落とされがちな点もあります。
専門家に依頼することがほとんどですが、こちらの会社では正確で最新の計算をしてくれます。
昔話の中にも、塔を建てる人が途中でお金がなくなり皆から笑われたというお話があります。
そうならないように、まず計算してから始めるというのが教訓です。
実際の建物だけでなく、何かにとりかかる時に出来るかどうかを考えるという意味もあります。