最新の建築情報について
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住宅検査を受けて安心して中古物件を購入

住宅を取得しようと思うとき、新築物件だけにこだわれば条件をクリアできるエリアも限られてしまうし、予算のハードルも高くなります。

中古物件も視野に入れようとしても、新築物件のように保証がどこにもないことから、購入者は不安を感じてなかなか手を出せないというジレンマがありました。

中古物件の売買は新築物件と違って個人間の売買であり、購入後に何か問題があったとしても責任の所在が明確ではなく、多くは責任を負ってもらうことができないのが現状です。

そうしたことから日本では新築信仰が強く、中古住宅の流通が伸びない原因になっていましたが、適切な住宅検査によって住宅の性能が確認できれば、安心して中古物件を購入しやすくなります

住宅検査によって物件の情報を明確に診断することで、新築だけでなく中古物件の流通が活発化する効果が期待できます。

基準に適合するように構造躯体の状態、雨漏りなどのトラブルがないか、耐震基準をクリアできているかなどのチェックを行うことにより、安心して購入できる中古住宅の提供が可能になります。

そのことによって新築物件に極端に偏っていた住宅需要の構造を変え、検査結果を住宅の価格にきちんと反映させるための仕組みができます。

新築から中古物件になったとたんに極端に値下がりを起こす構造も見直すことができ、優良な中古住宅なら、その価値に見合った適正な価格を付けることができるようになるのが最大のメリットだといえます。